三菱自動車がAXCR2025に挑むトライトンT1を発表。3年ぶりの王座奪還を目指し、エンジン耐久性を強化した新車両で臨む。
要約すると三菱自動車は、タイ・バンコクで開催された第46回バンコク国際モーターショーにおいて、2025年のアジアクロスカントリーラリー(AXCR)に挑むチーム三菱ラリーアートの新たな競技車両「三菱トライトンT1」を発表しました。
このラリーは、3年ぶりに王座奪還を目指す重要な大会であり、チームは改造クロスカントリー車両(T1)仕様のトライトンを使用します。
新たにデジタルサンドストーム柄を施した赤いカラーリングは、ラリーアートのエネルギッシュなアイデンティティを表現しています。
トライトンの競技車両は、前年までのマシンからエンジンの耐久性を向上させる改良が施されており、2022年大会以来の王座奪還を目指しています。
昨年のAXCRでは、チーム三菱ラリーアートは大排気量のライバルに対抗するために、動力性能と悪路走破性を強化したトライトン4台体制で挑みましたが、エンジントラブルによりリタイヤを余儀なくされました。
AXCRは8日間、約2000kmの距離で競われていましたが、2025年の大会では距離が2500kmに増加し、より厳しい条件となります。
このため、トライトンT1仕様はエンジンの耐久性向上だけでなく、足まわりなどの各部の熟成も図り、万全の体制で挑む準備が整っています。
総監督の増岡浩氏は、昨年の大会でのポテンシャルを確認したことを述べ、今年はそのポテンシャルを維持し、3年ぶりの総合優勝を目指す意気込みを示しました。
AXCRは記念すべき30回目の大会であり、より過酷な挑戦が待ち受けています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a642294c271ccb6ba817f2eea81c91c7b95cf212