日本製鉄が環境配慮型BFコンクリート「CELBIC」を飯田橋ビル工事に採用し、CO2排出量を約28%削減。
要約すると日本製鉄は2023年9月25日に、高炉スラグ微粉末を一部使用した環境配慮型BFコンクリート「CELBIC(セルビック)」が、東京都千代田区に建設中のビル「BIZCORE飯田橋計画」の骨組み部分のスラブコンクリート工事に採用されたことを発表しました。
この新しいコンクリートは、従来のコンクリートに比べてCO2排出量を約28%削減することが可能で、環境への配慮が求められる現代において注目されています。
高炉スラグ微粉は、鉄鋼生産の副産物であり、これを利用することで資源の有効活用にも寄与しています。
日本製鉄は、持続可能な社会の実現に向けて、環境に優しい材料の開発を進めており、今後もこのような取り組みを拡大していく方針です。
飯田橋ビル工事での採用は、環境配慮型建材の実績として、他のプロジェクトにも波及効果をもたらすことが期待されています。
また、建設業界全体においても、環境負荷を低減するための技術革新が進む中で、日本製鉄の取り組みは一つのモデルケースとなるでしょう。
これにより、企業の社会的責任(CSR)を果たしつつ、経済的な利益も追求することが可能となるため、今後の展開に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/19a0990eb4aa25b835c83caa62cca9ed9d1ba38d