現代製鉄が米ルイジアナ州に8745億円を投資し、新たな電炉製鉄所を設立。自動車鋼板生産を強化し、現地生産を拡大する。
要約すると韓国の現代製鉄は、2023年10月25日に米ルイジアナ州に58億ドル(約8745億円)を投資し、自動車鋼板生産に特化した電炉一貫製鉄所を新設する計画を発表しました。
この新工場は、現代製鉄にとって初の海外生産拠点となり、現代自動車グループと共同で運営される予定です。
年間粗鋼生産量は270万トンを見込んでおり、熱延鋼板や冷延鋼板などの製品を2029年第1四半期から生産開始する計画です。
また、この工場では、直接還元鉄(DRI)技術を導入し、高度な生産技術を活用することが特徴です。
現代自動車グループは、米国での生産拡大を目指しており、米政府の関税政策によって鋼材の輸出競争力が低下しているため、低排出工程による現地生産を選択しました。
この新たな投資は、現代製鉄が持続可能な生産体制を構築し、米国市場での競争力を向上させるための重要なステップとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/755cce2abdfe74e133c31c764d2bc9750c86c53a