韓国で未登録の暗号資産取引所アプリを削除したGoogle Playの影響

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韓国のGoogle Play Storeが未登録の暗号資産取引所アプリ17社を削除。韓国政府が要請したもので、今後も規制強化が進む見込み。

要約すると韓国のGoogle Play Storeは、同国で未登録の海外暗号資産取引所に関するアプリ17社を削除した。

この措置は、韓国政府が発表したもので、金融委員会(FSC)の金融情報分析院(FIU)がグーグル社に対して、韓国国内からこれらのアプリにアクセスできないよう要請した結果である。

削除されたアプリには、クーコイン(KuCoin)、MEXC、フィメックス(Phemex)、XT.com、ビットルー(Biture)などが含まれており、これにより韓国国内ではインストールやアップデートが不可能となった。

FIUは、未登録取引所のアプリやウェブサイトのブロックも進める方針で、Apple Koreaなどと協議を継続している。

韓国では、特定金融情報法(特金法)により、暗号資産の売買仲介や管理を行うためにはFIUへの正式な届け出が必要であり、未登録で営業を行った場合は違法と見なされ、刑事処罰や行政制裁の対象となる。

FIUは、2022年8月にも未登録の取引所16社に対して違法営業の疑いで規制当局に通告しており、今回の削除措置はその流れを受けたものと考えられる。

なお、今年2月には日本でも未登録の暗号資産取引所のアプリが削除されており、国際的な規制強化の動きが見られる。

これにより、暗号資産取引の安全性向上が期待されているが、一方で利用者の選択肢が制限される懸念も存在する。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d89746ed38c6810c87c81bf6a862b7ba876cbac9

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