紀藤正樹弁護士がフジHDの日枝久取締役の退任に言及し、取締役には報道畑の人材が必要だと訴えた。経営刷新が進む中、社会問題への理解が求められる。
要約すると弁護士の紀藤正樹氏が、フジ・メディア・ホールディングス(HD)の取締役相談役、日枝久氏の退任について自身のX(旧ツイッター)で言及した。
日枝氏は、フジテレビの親会社であるフジHDが27日に発表した内容によると、6月の株主総会で取締役を半減し、女性比率を3割にするなど経営体制を刷新する方針の一環として退任することが決まった。
日枝氏はフジサンケイグループの代表も辞任する。
フジHDは、3月末に第三者委員会の調査報告書が提出されるのを受けて役員体制を見直す考えを示していたが、社長の金光修氏は信頼回復を目的とした経営体制の早急な刷新が必要であると判断したため、日枝氏の退任を前倒しすることにしたという。
紀藤氏は、日枝氏の退任を受けて、取締役には報道畑の人材も必要であり、特に社会問題に対する理解が求められると強調した。
彼は、政治畑だけでなく社会畑の視点を持つ人材が取締役に加わることで、社会のコンプライアンスの深化に即応できると考えている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eae3fdcaf330d189e89af42174d8376c87762126