テザー社がアデコアグロへの出資比率を70%に引き上げ、農業分野での影響力を拡大。株価も上昇中。
要約するとテザー社は、ラテンアメリカの農業企業アデコアグロへの出資比率を51%から70%に引き上げることを発表しました。
この増資は、1株あたり12.41ドルの買収提案に基づいており、一定のクロージング条件を満たす必要があります。
これにより、アデコアグロの株価は市場前取引で7%以上上昇し、11.95ドルに達しました。
アデコアグロは、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイで砂糖、エタノール、乳製品、農作物の生産に取り組んでおり、21万400ヘクタールの農地と複数の産業施設を所有しています。
同社の時価総額は約11億2000万ドル(約1691億円)です。
テザーは、アデコアグロへの投資をビットコイン(BTC)や金の保有を補完する、土地という安全な避難所への投資と位置付けています。
テザーのCEO、パオロ・アルドイノ氏は、同社の投資が経済の自由とレジリエンスを促進するインフラ、テクノロジー、ビジネスを支援するという広範な戦略に合致していると述べています。
また、テザーはエンターテインメント業界へのエクスポージャーも高めており、イタリアのメディア企業Be Waterの株式の30.4%を約1000万ユーロ(約1080万ドル)で取得したことも報じられています。
これは、先月のユベントスFCの少数株式取得に続くものです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e9b72ff29d041ed37dcfb202d99aeb2110a95de