甘利氏が語る日台半導体連携の重要性

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甘利明元経済産業相が台北でのフォーラムで日台の半導体協力の重要性を訴え、生成AIのリスクについて警鐘を鳴らしました。彼は、安定した半導体供給がDX社会のリスクを軽減すると強調しました。

要約すると甘利明元経済産業相は、3月28日に台北市で開催された民間シンクタンク主催のフォーラムに出席し、日台の半導体協力について講演を行いました。

彼は、特に中国のスタートアップDeepSeekが開発した生成AIのリスクに言及し、「リスクのない生成AIを作るためにも、日台の連帯が不可欠である」と強調しました。

このフォーラムは、インド太平洋戦略シンクタンクが主催した「台日テクノロジーの未来フォーラム」というテーマで行われました。

甘利氏は、現在の社会が「デジタルトランスフォーメーション(DX)社会」へと変化していることを指摘し、全ての産業が半導体によって動かされる時代が到来していると述べました。

特に、ICチップの設計がカスタマイズされる中で、台湾積体電路製造(TSMC)が半導体受託製造の分野で圧倒的な地位を占めていることに触れ、1社に依存することがDX社会における大きなリスクであると警鐘を鳴らしました。

甘利氏は、日本国内で最先端半導体の量産を目指すラピダスとTSMCの2社が安定した供給源となることで、DX社会が直面するリスクを軽減し、自由で民主的な社会を維持することができると願っていると述べました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9fed99b21ecf7cc4df2e4dac19c5d44c9ff689ff

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