リップル社がチッパーキャッシュと提携し、アフリカでの低コストな国際送金サービスを開始。約500万人が24時間送金受け取り可能に。
要約すると米リップル社は、アフリカ全域で決済サービスを展開するチッパーキャッシュ(Chipper Cash)と提携し、暗号資産を活用した高速かつ低コストな国際送金サービスの提供を開始した。
この発表は2023年3月28日に行われ、リップルの国際送金ソリューション「リップルペイメント」を利用することで、アフリカ9カ国において約500万人のユーザーが、365日24時間体制で世界中からの送金を受け取れるようになるという。
アフリカ市場では、国際送金に関する遅延や高額な手数料が大きな課題となっており、この新サービスによりこれらの問題が緩和されることが期待されている。
リップル社は、2022年11月にMFSアフリカとの提携を発表し、アフリカの消費者や企業にリアルタイムのクロスボーダー決済を提供することを目指していた。
その後、MFSアフリカはブランド名をオンアフリカ(Onafriq)に変更し、リップル社は2023年3月に再度「オンアフリカ」との提携を発表した。
この提携でも「リップルペイメント」が国際送金ソリューションとして活用されており、リップル社の取り組みはアフリカにおける国際送金の利便性向上に寄与することが期待されている。
リップル社は、アフリカ市場での展開を強化することで、地域の経済成長を支援し、より多くの人々が手軽に国際送金を利用できる環境を整える意向を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c67dfb52dc5e158df4d18fa369905b9a8ebde7cb