ギャラクシー・デジタルがニューヨーク州と2億ドルの和解に合意、ルナ投資問題を解決へ。
要約するとギャラクシー・デジタル（Galaxy Digital）は、2022年に発生したテラ・ルナエコシステムの崩壊に関連して、ニューヨーク州司法長官事務局と2億ドル（約300億円）の和解に合意したことを発表しました。
ルナの崩壊は、約600億ドル（約9兆円）の市場価値を失う結果となり、同社はこの問題に関する投資、取引、公的声明に関して法的な責任を問われていました。
ギャラクシー・デジタルは、和解金の支払いを通じて法的な問題を解決し、今後の事業運営に集中する意向を示しています。
今回の和解は、同社の最新の決算報告にも反映されており、2024年第4四半期には1億7400万ドル（約261億円）、通年で3億6500万ドルの利益を報告する見込みです。
加えて、ギャラクシー・デジタルはクラウドコンピューティング企業コアウィーブ（CoreWeave）との間で15年間のリース契約を締結し、テキサス州のヘリオスデータセンターでAIおよびハイパフォーマンスコンピューティング向けに133メガワットの電力を供給する計画を立てています。
このリースを通じて、同社は約45億ドル（約6750億円）の収益を見込んでいます。
ギャラクシー・デジタルのCEOであるマイク・ノヴォグラッツ氏は、今回の和解を通じて同社の財務基盤を強化し、今後の成長に向けた戦略を進めることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c950fda7cbd1d8ede768441f2858c3ab0473c090