暗号資産カード会社Baanxがサークル社と提携し、リワード・ウォレットを発表。USDC技術を基盤に、ユーザーにキャッシュバックや特典を提供する新たなサービスを展開。
このリワード・ウォレットは、サークル社が提供するステーブルコインUSDCの技術を基盤にしており、暗号資産保有者に対してキャッシュバックや料金割引、サブスクリプション特典、ユーザー限定の体験などの特典を提供します。
Baanxは、メタマスクや1inchなどのプラットフォームに暗号資産デビットカードを供給しており、今回の提携により、オンチェーンファイナンスと伝統的なロイヤルティ特典の融合が進むことが期待されています。
Baanxの最高商務責任者であるサイモン・ジョーンズ氏は、リワード・ウォレットがブロックチェーンと日常的な金融ニーズのギャップを埋める役割を果たすと述べています。
特に、メタマスクカードでは初月に最大6％のキャッシュバックが提供されるとのことです。
サークル社は、時価総額600億ドルを誇るUSDCの発行元として知られており、プログラマブルウォレットのインフラを提供しています。
このインフラにより、ユーザーはインターフェースを変更することなく、複数の暗号資産プロジェクトに機能を追加できる利点があります。
ジョーンズ氏は、USDCを主要なトークンとして採用し、インセンティブプログラムを展開していることも強調しました。
サークル社の欧州パートナーシップ＆ビジネス開発担当副社長サンジャ・コン氏は、Baanxがサークルの技術を統合することで、暗号資産ユーザーに現実世界の価値を提供する新たな形を実現していると述べています。
この提携は、暗号資産と伝統的金融の融合をさらに進める重要な一歩といえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c45367faa1a54edd22f5ff8d664b9fc51743f533