尹大統領弾劾を求めるデモがソウルで発生。若者たちがチョークで道路にメッセージを書き、警察と対峙しながら約12時間占拠した。
要約すると韓国の尹錫悦大統領に対する弾劾を求めるデモが、2023年10月26日、ソウル市内の景福宮近くで展開されました。
このデモでは、参加者たちがチョークを使って「尹錫悦罷免」や「尹錫悦OUT」といったメッセージを道路に書き込み、終日その場所を占拠しました。
デモの発端は、前日に全国農民会総連盟が行った「トラクター上京デモ」で、農民たちがトラクターを使ってソウルに進入しようとしたことにあります。
警察は、裁判所の決定に基づいてトラクターの進入を阻止しようとしましたが、一台のトラクターがソウル中心部に入ってしまい、これがデモの引き金となりました。
デモ隊は約500人で構成され、警察のけん引措置に対して激しい反発を示しました。
彼らは、トラクターの返還を要求し、警察と対峙しながら紫霞門路を占拠しました。
この道路は午前6時44分から約12時間にわたり通行止めとなり、デモ隊は座り込みや寝そべりで警察の動きを妨害しました。
最終的に、警察はトラクターを排除することを断念し、デモは続行されました。
今回のデモは、昨年11月に発生した「ラッカーデモ」と類似しているものの、チョークを使用しているため、後の清掃が容易である点が特徴的です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1fc5b5c90520bd9a263765b8d8ee20e6566cc72d