銀座の時計塔と渡辺仁の建築的魅力
要約すると銀座のシンボルともいえる「SEIKO HOUSE GINZA」(旧服部時計店本社ビル、和光本館)は、建築家・渡辺仁によって設計され、今もなおその魅力を失わずにいる。
渡辺仁は、横浜のホテルニューグランドや東京国立博物館本館なども手がけており、彼の作品は長い時間を経ても評価され続ける堅実なものである。
特に、銀座の街並みは、明治維新以降の火災による危機を受けて、政府が進めた「銀座煉瓦街計画」によって大きく変貌した。
明治5年の大火は、銀座一帯に壊滅的な被害をもたらし、政府は建築の不燃化を図るため、街の整備を決定した。
この計画により、幅15間の大通りを中心に、レンガ造りの建物が立ち並ぶ街並みが形成され、銀座は東京の繁華街の中心地としての地位を確立することとなった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a893965a787c94e45d601af1e57f61961e442c8c