日米防衛相が初対面で会談し、防衛力強化や中国への対応について合意。共同訓練の拡充も確認され、在日米軍の再編も示唆されました。
要約すると2023年10月、日米両国の防衛相が初めて対面で会談を行い、双方の防衛力強化に向けた切迫感を共有しました。
日本の中谷防衛大臣は、アメリカのヘグセス国防長官との会談において、日米同盟の抑止力と対処力の強化に関する決意を確認しました。
特に、中国の東シナ海における一方的な現状変更の試みに対して、両国が反対する姿勢を明確にしました。
会談では、自衛隊とアメリカ軍の指揮・統制の向上を目指し、実践的な共同訓練の拡充や南西地域での共同プレゼンスの拡大を日米同盟の最優先事項とすることで一致しました。
防衛費の負担増については、中谷大臣が具体的な数字は示さずとも、防衛力の中身が重要であるとの認識を共有したことを強調しました。
一方、ヘグセス長官は、日本が同盟国として必要な能力を正しく判断できると確信しており、日本が模範的な国である一方で、さらなる努力が求められるとの認識を示しました。
また、在日米軍の強化に関しては、人員を増やし戦う司令部として再編する意向が表明されました。
この会談は、日米同盟の強化に向けた重要なステップと位置づけられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/762d6faca8fa371e9cbd12fb80a2630df8de34eb