訪日外国人の急増が影響し、日本人の「ホテル難民」が増加。宿泊施設の不足が深刻化している。
これに伴い、都市部で出張する日本人ビジネスマンや観光客の間で「ホテル難民」が増加しています。
かつては新型コロナウイルスの影響で一時的に減少した訪日外国人が、再び急増していることが主な原因です。
観光庁によると、2024年の訪日外国人数は2023年の年間総計を上回り、特に9月には287万人と過去最高を記録しました。
また、訪日外国人の消費額も前年同期比で41.1%増加し、コロナ前の2019年同期と比較しても64.8%の増加を見せています。
これにより、観光業界は喜ばしい状況に見えますが、実際には「オーバーツーリズム」の問題が深刻化しています。
地元住民は電車やバスの混雑、飲食店の行列など、日常生活に支障をきたす事態に直面しています。
特に宿泊施設の不足が顕著で、外国人観光客の急増により、ホテルや旅館がほぼ満室状態となり、日本人旅行者が宿泊場所を見つけられないという事例が続出しています。
例えば、大分県在住の浪人生が東京でオープンキャンパスに参加する際、平日の夕方に宿泊先を探したところ、空き部屋が全く見つからず、結果的に牛丼屋で夜を過ごす羽目になりました。
このように、訪日外国人の影響で日本人の宿泊環境が厳しくなっており、今後の観光業の在り方が問われています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f54c84ac56754dc2aa9914e496cb75068aa43f5a
訪日外国人の急増に伴い、日本人が宿泊施設を確保するのが難しくなったというコメントが多く寄せられました。
特に円安が続く状況において、外国人観光客を優先する旅行業界の動きが日本人宿泊者に影響を与えていると指摘されていました。
宿泊費が高騰しているため、出張や急な旅行での宿泊先確保が困難になっているという意見も多く、特に大都市では宿泊施設が満室になることが多く、日本人客は高額な宿泊費を支払うことが求められています。
また、観光地の混雑や物価上昇も日本人にとっての負担となっているようです。
さらに、観光客のマナーの欠如が治安に影響を及ぼす懸念も示されており、観光業の利益が一般市民にとってのデメリットにつながっているとの意見もありました。
日本人が旅行を楽しむためには、今後の政策や取り組みが重要であるとの声が多く上がっています。
ネットコメントを一部抜粋
止めるのはもう難しい。
ひとつは円安を止めない限りは続くでしょう。
政府は事実上、国内観光業を衰退させてしまいましたが、これから円安がさらに進むにつれ、状況はますます悪化するでしょう。
ホテル旅館側からの目線としたらコロナの影響出た2020からのトータルでみたらまだまだ補えてないかも。
インバウンド客は観光旅行ですので、フライトの予約も含めて半年や1年前、少なくとも数か月前から入念に準備しています。
日本人が肩身の狭い思いをさせられて、ようこそ!なんて外国人を暖かく迎え入れようなんて気持ちが起きるわけがない。