農家約3200人が東京でデモを行い、所得補償を求める声を上げました。農業の衰退に危機感を示し、国に支援を求めています。
彼らは、農村の衰退や農業従事者の減少の主な原因が収入の低さであると訴え、国に対して十分な所得補償を求めました。
デモには約30台のトラクターが参加し、参加者は「食と農を守ろう」と書かれた旗を掲げながら行進しました。
このデモは、全国の10カ所以上で同時に行われ、農業の未来に対する危機感が広がっています。
主催団体の代表である菅野芳秀氏は、農民や作物の減少が進んでおり、村全体が消えかけていると警鐘を鳴らしました。
さらに、農業政策についても言及し、民主党政権下で導入された戸別所得補償制度や、自公政権の経営所得安定対策に対する不満を表明しました。
農業の持続可能性を確保するためには、政府の支援が不可欠であるとの意見が強調されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe00822f4e5cfa8daa3ffbfb15451bfa770df6da
農家の所得補償を求めるデモに対するコメントは、多くの人々が農業の重要性を認識し、農家の厳しい現状を理解していることが伺えました。
参加者の中には、自身が農家であることを明かし、デモに参加する方々の行動力に敬意を表する意見もありました。
農業は国の食料自給率に直結するため、国が農家を支援する必要性が強調され、特に農家が安心して生産できる環境の整備を求める声が多く見られました。
さらに、農業が国防の一環であるとの意見もあり、農業の充実が国民の生活に直結することを訴えるコメントもありました。
若者の新規就農を促進するための所得補償制度の導入が必要であるという意見もあり、特に経済的な不安を抱える若者層に対する支援が重要視されていました。
また、農業従事者に対する待遇改善を求める声も多く、農業の魅力を高める施策が必要であるとの意見が寄せられました。
さらに、農業の効率化や法人化の推進、農業における新しいビジネスモデルの構築が求められる中、農家の未来を見据えた改革の必要性が強調されていました。
全体として、農家の苦境に対する理解が深まり、農業を支えるための具体的な施策の提案が多くのコメントに表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
美味しいもの好きな食べ物を食卓で食べられているのは、デモに参加している農家さんのおかげです。
生産労働者は常に底辺と見られがちですが、安全で美味しいものを安価で食べられるのは生産者の努力の賜物です。
農業が国防であるということを念頭に置いて行動すべきでした。
農家に限らず漁業などでも経費が上がって儲かっていない現実がある。
農業従事者は公務員のような待遇が必要だと思います。