韓国、アメリカ、日本が北朝鮮のICBM発射に対抗し、合同空中訓練を実施。B1B爆撃機が参加し、抑止力を強化する狙い。
要約すると韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に対する対応策として、韓国、アメリカ、日本の三カ国による合同空中訓練を実施したと発表した。
訓練は、韓国南部の済州島の東側にある防空識別圏(ADIZ)が重なる区域で行われ、アメリカの戦略爆撃機B1Bが参加した。
訓練には韓国空軍のF15K、アメリカ空軍のF16、日本の航空自衛隊のF2も参加し、B1Bは護衛を受けながら仮想の標的を攻撃する形で進行した。
この訓練は、北朝鮮が先月末にICBMの発射実験を行ったことへの警告として位置づけられている。
B1Bは最高速度マッハ1.25で、最大1万2000キロの飛行が可能であり、米領グアムからも2時間以内に朝鮮半島に展開できる。
核兵器は運用しないが、最大57トンの兵器を搭載できる能力を持つ。
合同参謀本部は、この訓練が北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対抗するための韓米同盟の一体型拡大抑止の実行力を示すものであり、韓米日の安全保障協力による強力な対応の意思と能力を示すものだと説明している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/695d42eccb3c5f8a6bafe387f8f40a3e3c9af573