第一三共が「SAP SuccessFactors」を導入し、グローバル人事基盤を強化。人事業務の効率化と従業員体験の向上を目指す。
要約すると第一三共が、グローバル人事基盤としてSAPのクラウドサービス「SAP SuccessFactors」を採用したことが発表されました。
この新しいシステムは、国内グループ会社の人事・給与システムの本番稼働も含まれており、第一三共はこれを通じて人事戦略の統一と最適化を図る方針です。
SAP SuccessFactorsは、人材管理、給与計算、採用、育成といった幅広い人事機能をクラウドで提供し、第一三共はこの導入によって人材を最大限に活用することを目指しています。
第一三共グループは、人材を最も重要な資産と位置付けており、グローバルでの連携を強化し、迅速な意思決定を可能にする共通の価値基準を重視しています。
この取り組みは、グローバルでの成長を支えるための人事・タレントマネジメントシステムの基盤を構築するもので、グループ全体での効率的な人事業務の実現に寄与することが期待されています。
特に、国内の1万人以上の従業員を対象とした人事・給与システムは、従来のオンプレミスのSAPシステムから移行し、2024年11月に本番稼働を予定しています。
この移行により、人事業務の効率化と従業員体験(EX)の向上が見込まれています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cae4eca5732b850671a6dec28ba095b2549d9310