テラフォーム・ラボが投資家向け請求ポータルを開設

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テラフォーム・ラボが3月31日に投資家向け請求ポータルを開設。暗号資産の損失請求が可能に。

要約するとテラフォーム・ラボ(Terraform Labs)は、2023年3月31日に投資家向けの請求ポータルを開設することを発表しました。

このポータルは、同社が関与する暗号資産の崩壊に伴う損失の請求を行うためのもので、特に2022年に発生したテラ(Luna)トークンとステーブルコイン「TerraUSD(UST)」の崩壊に関連しています。

請求管理会社のクロール(Kroll)が運営するこのオンラインシステムは、裁判所の監督下での閉鎖プロセスの一部として機能します。

投資家は、米東部時間の2023年4月30日午後11時59分までに、指定されたウェブサイトclaims.terra.moneyを通じて請求を提出する必要があります。

期限を過ぎた請求は考慮されず、権利を失うことになります。

請求の対象となるのは、訴訟書類に記載された特定の暗号資産であり、テラエコシステムの崩壊前後に保有されている必要があります。

特に、流動性が100ドル未満の資産や、テラ2.0(Terra 2.0)のLunaなどの特定の資産は対象外となります。

請求者は、所有権を証明するための書類も提出しなければなりません。

クロールは、取引所からの読み取り専用APIキーを用いることが推奨されており、これはスクリーンショットや手動でのアップロードよりも信頼性が高いとされています。

手作業による証拠を使用する場合、審査が遅延するか、請求が拒否されるリスクもあるため注意が必要です。

提出された請求は、審査と検証を経て、最初の決定が提出期限から90日以内に通知されます。

承認された請求は、処理が完了次第、比例配分の対象となる見込みです。

テラエコシステムは、2022年にわずか3日間で暗号資産史上最大の富の破壊を引き起こし、LUNAの時価総額は410億ドルから600万ドルに急落しました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c79b4149216b1c226cb2c3f421425bd0c6e38424

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