OpenAIがChatGPT Teamに社内データ活用機能を追加。従業員はGoogle Driveなどのファイルに基づいて質問や要約が可能に。プライバシー対策も強化。
この機能は、ChatGPTが企業内のナレッジソースに接続できるようにするもので、従業員は社内で保存されているファイルに基づいて質問をしたり、要約を求めたり、コンテンツを生成したりすることができます。
最初に利用可能になるのは「Google Drive」で、今後数週間のうちに順次対応が進められる予定です。
ユーザーは、社内のChatGPT運用管理者からの通知を受けてセットアップを行い、Google Driveのストレージに接続することができるようになります。
OpenAIは今後、さらに多くの情報源との接続機能を導入する計画があるとし、具体的な情報源の名前は明かされていませんが、コラボレーションツールやプロジェクト管理ツール、データ分析プラットフォーム、CRMなどが挙げられています。
ChatGPT Teamは、月額25ドルで提供され、企業や部署内でのグループ利用を想定しています。
一方、ChatGPT Enterpriseは150人以上の従業員を持つ大規模企業向けで、料金は企業ごとに異なります。
プライバシーとセキュリティについても配慮されており、運用管理者が管理できる機能が搭載されています。
また、OpenAIはChatGPT TeamやEnterpriseのアカウントデータをモデルのトレーニングに使用しないことも強調しています。
これは、企業がAIを安全に活用するための重要なステップとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/866bd2b475d791f441208fefb8f009784de240b5