北朝鮮の異常気象と山火事の危険性について

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北朝鮮の気象水文局が、異常気象による山火事の危険性を警告。乾燥した気候が続いており、山林荒廃も深刻な状況です。

要約すると北朝鮮の気象水文局が、韓国慶尚北道で発生した山火事に関して「山火事注意」を呼びかけました。

最近の異常気象が、山火事の発生に影響を与えていると説明しています。

パン・スンニョ局長は、乾燥した気候が続く中での降水量、気温、風の状態が山火事のリスクを高めていると警告しました。

国連環境計画によれば、気候変動により山火事の危険性が増すとのことで、2100年までに山火事の発生件数が50%増加する可能性があるとされます。

特に、最近の気象条件は雨が少なく、気温が高く、強風が頻繁に吹くことから、山火事の危険性が依然として高いと予測されています。

北朝鮮の山林荒廃が深刻で、2018年の衛星映像分析によると、山林面積の28%にあたる262万ヘクタールが荒廃していることが分かりました。

これは、慢性的な食料不足やエネルギー不足による無分別な伐採が原因とされています。

北朝鮮当局は、2015年に山林総局を設立し造林事業を推進していますが、資源や技術的な限界から成果は出ていないとの専門家の指摘があります。

教授は、荒廃した山林が自然災害に脆弱であり、韓半島の気候変動にも影響を与える可能性があると警告しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b5f3238f7144dff063b13dab6990ba4a089c86c4

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