NTTの「177」天気予報サービスが70年の歴史を経て終了、スマホ普及が影響。
「177」は1955年にスタートし、1988年には年間で約3億回の利用があった人気のサービスでした。
しかし、近年のスマートフォンの普及により、天気情報を確認する手段が多様化し、固定電話の利用も減少していることが背景にあるとされています。
これにより、NTTは「177」サービスの必要性が低下したと判断しました。
また、同様の理由から、来年2024年3月31日には、電話番号案内サービスの「104」と、店舗や企業の電話番号が掲載されている「タウンページ」もサービスを終了する予定です。
このように、デジタル化が進む中で、従来の電話サービスが次々と姿を消していくことが懸念されています。
NTTは今後、より現代的な情報提供の方法にシフトしていく方針を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3b0bba9d5392effefe6e417a1a7cc0d4a2756f9f
NTTの天気予報サービス「177」が終了するとのニュースに対し、多くの人々がコメントを寄せました。
特に、過去にこのサービスを利用していた方々の思い出や感謝の気持ちが印象的でした。
あるコメントでは、母子家庭で育った方が、寂しい夜に「177」の天気予報を聴いていた経験を語り、その声が心の支えだったと述べていました。
このように、特定の時期に利用していた人々にとっては、単なる情報源以上の存在だったようです。
また、昔は市外局番を使って特定の地域の天気を知ることができたことを懐かしむ声もありました。
現代では、スマートフォンやGoogleスピーカーを使って簡単に天気情報を得ることができるため、サービスの終了を「必要ない」と感じる意見もありました。
しかし、長年続いたこのサービスに対しては、利用者から「お疲れ様でした」といった感謝の言葉が多く寄せられ、時代の変化に伴う寂しさも感じられました。
全体として、サービスの終了は一つの時代の終わりを意味し、多くの人々がそのことを惜しんでいる様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
子供の頃、母子家庭の一人っ子で、水商売の母親がしょっちゅう深夜になっても帰宅せず…
昔よく使いました。
市外局番+177で、特定の地域の天気が聞けるというのもありました。
まぁいらんよね。
「地名 天気」で検索すれば一発だし…
因みにこの「177」は日本に電話が導入された当時177番目に申し込んだ大隈重信の電話番号でもありました。
聴き納めになるのかと思い、今日思わずかけて聴いてみました。