韓国で尹大統領の罷免を巡る賛成派と反対派の集会が活発化。賛成派は署名活動を行い、反対派も集会を拡大。政治的緊張が高まる中、双方の主張が激化している。
要約すると2023年3月31日、韓国のソウルで尹錫悦大統領の罷免に関する動きが活発化した。
憲法裁判所が弾劾審判の宣告日を発表しない中、罷免賛成派と反対派の双方が集会や記者会見を行い、それぞれの主張を強く訴えた。
罷免賛成派は市民団体「尹錫悦即刻退陣・社会大改革非常行動」が中心となり、最大野党「共に民主党」や他の政党と連携して、光化門近くで記者会見を実施。
彼らは「全国緊急集中行動」を宣言し、弾劾を求める署名活動や徹夜集会を計画した。
署名活動には、開始から24時間以内に39万人以上が参加したという。
また、同団体は毎日の集会を行進に変更し、警察への抗議行動も行った。
これに対し、尹大統領の支持者たちも反対集会を続けており、教会の牧師が率いる「大韓民国立て直し国民運動本部」や自由統一党が憲法裁近くでの徹夜集会を拡大する意向を示した。
さらに、尹大統領の支持者で構成される「大統領国民弁護団」は、憲法裁前でのリレー記者会見や座り込みを行うことを発表。
与党「国民の力」の一部議員も同日に憲法裁前で記者会見を行い、尹大統領の弾劾に反対する意見を表明した。
こうした動きは、韓国政治の緊張を一層高めている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/467ccf8d53338dafd4f8927dfcf82488c7a14071