農水省が発表したコメ在庫調査で、生産者や小規模業者の在庫が増加し、流通の多様化が進んでいることが明らかになりました。
この調査は、小規模業者や生産者を対象に拡大され、結果として19万トンの在庫が増加していることが明らかになりました。
コメの価格高騰の背景には流通の目詰まりがあるとされており、農水省はその実態を把握するために調査を実施しました。
1月末時点では、JAなどの大手業者の集荷量が前年と比較して23万トン減少している一方で、生産者からの出荷量は9万トン、卸売業者は3万トン、小売や外食を含む流通段階では7万トン増加しています。
このような状況は、生産者や卸売業者、小売業者が先々の需要に備えて在庫を積み上げていることを示しており、江藤農水大臣もその可能性を指摘しています。
特に去年のコメ不足を受けて、集荷競争が激化している中で流通の多様化が進んでいると分析されており、今後の市場動向に注目が集まっています。
農水省の調査は、コメ市場の安定に向けた重要な情報源となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/737e7e2f4f828ba93588cb1f354f58bf8270c257
コメントの中では、米の価格高騰に関する不満が多く寄せられ、特に農水省の調査結果や政策に対する疑念が強く表れていました。
多くの人が、現在の米の価格が昨年に比べて大幅に上昇していることに驚き、スーパーでの米の流通状況についても不安を感じている様子が見受けられました。
特に、備蓄米の放出が消費者の期待に応えられていないという意見があり、実際にどこに米が流れているのかについての疑問も多く寄せられていました。
さらに、業者が在庫を抱え込んでいるのではないかという見方や、農水省の調査方法に対する不信感も強く、調査結果が結論ありきであるとの指摘もありました。
政府や農水省に対しては、国民に対する透明性のある説明を求める声が高まり、今後の米政策に対する期待と不安が入り混じっている状況が浮き彫りになっていました。
また、米の価格を安定させるための具体的な対策を求める意見も多く、消費者の生活を守るためにどのような施策が必要かについて真剣に考える必要があるとの声もありました。
ネットコメントを一部抜粋
米がスーパーで現在5キロ4000円で売られている。
備蓄米はどこが保有しているか国が公表する義務がある。
高騰の原因は流通の目詰まりではなく、市場原理だ。
役所発表することは全てを信じてはいけないと思います。
生産者が在庫を抱えているのは、JAへの売り渋りが増えているのでは。