韓国の山火事が鎮圧され、死者30人。56歳男性が火災の原因で捜査中。政府は避難者に支援を表明。
要約すると韓国・南東部で発生した山火事が、約10日間の消火活動を経て完全に鎮圧されたと、当局が30日に発表しました。
この火災では、30人の命が奪われ、さらに推定4000件の建物が焼失しました。
被害の中には、歴史的な寺院や住宅、工場も含まれており、焼失面積は4万8000ヘクタールに及び、これは首都ソウルの面積の約80%に相当します。
死傷者の多くは60代と70代の高齢者で、特に厳しい影響を受けています。
火災の原因として、当局は56歳の男性を捜査しています。
この男性は、慶尚北道義城郡の丘にある一族の墓の近くで儀式を行っていた際に、墓に垂れ下がっていた木の枝をライターで燃やそうとした結果、火災が発生したとされています。
男性は現在、身柄を拘束されておらず、容疑を否認していると報じられていますが、捜査当局はその娘からも事情聴取を行ったとされています。
彼女は、父親が火を点けたことを証言しています。
現場の調査が終了次第、男性は当局に呼ばれる見込みです。
火災は主要な部分では鎮圧されたものの、依然として小規模な火災が再燃している状況が続いています。
韓悳洙(ハン・ドクス)大統領代行は、火災によって避難した人々に対して政府の経済支援を提供する意向を示しています。
今後、警察や消防、森林管理当局による調査が行われる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3523bf3195d0b57fa3e4ebe101dca355786b4e57