OKXのCLOが退任、米司法省との和解が影響か。5億ドルの罰金で業界の規制強化が進行中。
要約すると暗号資産取引所OKXの最高法務責任者（CLO）、マウリシオ・ブーゲルマンス氏が退任したことが報じられました。
彼は2021年8月から2025年3月までの3年8カ月にわたり、同取引所でのグローバルコンプライアンスポリシーの策定に尽力してきました。
退任の背景には、OKXが先月、米司法省との間で5億ドル（約750億円）を超える罰金と没収手数料を支払う和解に至ったことがあるとされています。
司法省は、OKXが50億ドル（約7500億円）を超える「疑わしい取引と犯罪収益」を助長したと指摘しており、この問題が同氏の退任に影響を与えた可能性があるとされています。
また、OKXの米国部門であるOKcoinも昨年、商品先物取引委員会（CFTC）から召喚状を受け取っており、デジタル資産取引に関連する詐欺的な行為に関する調査が行われています。
現在、OKXおよびブーゲルマンス氏は、退任および和解に関するコメントを出していない状況です。
この動きは、暗号資産業界全体における規制の厳格化や企業内部のガバナンス強化の必要性を浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2caad577f4ca019edc108fb5b52118b1379be86e