東京都内の一部スーパーで、政府が放出した備蓄米の販売が開始され、価格は税込み3651円。多くの人が見たことがないと答える中、安価な備蓄米に関心が高まっています。
販売が開始されたのは先週末で、SNS上でも「備蓄米が売っていた」という投稿が相次いでいます。
実際に取材を行ったところ、備蓄米を見かけた人は少なく、40代や70代の消費者からは「見たことがない」との声が多く聞かれました。
番組スタッフが都内のスーパーを巡った結果、5軒目の店舗でようやく備蓄米を発見しました。
この米は、パッケージに備蓄米の表記はなく、1家族1点限りの購入制限があり、価格は税込み3651円でした。
さらに、消費経済アナリストの渡辺広明氏も横浜市のスーパーで備蓄米を購入した体験を語り、一般的な米よりも1000円以上安いことを指摘しました。
彼が訪れたスーパーでは、朝の8時半から6店舗を回り、ようやく備蓄米を見つけることができたとのことです。
備蓄米は、精米日が3月下旬であることが確認されており、販売元によると先月28日以降に販売されたものが備蓄米を使用しているとのことです。
実際に購入した店舗では、おおよそ1時間に4袋ほどが売れていたとの報告もあり、安価な価格に惹かれた顧客が購入する様子が見受けられました。
このように、備蓄米の販売は始まったものの、多くの人々にとってはまだ身近な存在ではないようです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/97aef7eda028a9e1e7110ba947802aca33f10f73
コメントでは、政府の備蓄米放出が期待された効果を発揮していないことへの疑問や不満が多く寄せられていました。
備蓄米の価格がわずかに安くなったものの、全体の米価格には変化がなく、流通が正常化するどころか、消費者にとっては依然として高値での購入を余儀なくされているという声がありました。
特に、米の供給不足や価格高騰の背景には、農水省の政策や市場の動向に対する不満が根強く、政府の対応に対する批判が多く見受けられました。
さらに、農業の現状や流通の問題についても言及され、より効果的な対策が求められていました。
多くの人が、備蓄米の放出が実際には国民に十分に行き渡らず、農家や消費者にとって損失が大きい状況が続いていることを懸念していました。
また、米の生産や流通のあり方についても見直しが必要であるとの意見があり、国民の主食である米を守るためには、政府がもっと真剣に取り組むべきだという声が強くありました。
全体として、米の価格や供給に関する問題は多くの人々にとって深刻な関心事であり、今後の施策に期待が寄せられています。
ネットコメントを一部抜粋
やはり政府、農水省の作戦は失敗だったんじゃないですか。
田んぼのオーナー制度を作って資金を集め、優先的なお米の購入、販売によって得た利益の配当などをしたらどうだろうか。
皆さん昨年から降って湧いた様に、国産米が高騰した原因を分かっていらっしゃらない様ですね。
生産者もJAも流通業者も政府も、米を扱う全員が値段を下げようと思ってないんだから下がるわけがない。
備蓄米は国民にポーズしただけですよね、砂漠に水を撒いてるだけ。