河西邦剛弁護士がフジテレビの中居氏問題を語り、同局の二次加害行為が認定されたことの重要性を強調しました。
この問題は、第三者委員会が行った調査結果に基づいており、フジテレビもそれを受けて会見を開きました。
河西氏は、報告書の内容が非常に踏み込んだものであり、単に長いだけでなく、具体的な責任の所在や事実の認定に関しても詳細に分析されていると述べました。
第三者委員会は、フジテレビの行為を業務の延長線上での性暴力と判断し、同局が主張していた「女性のプライバシーを優先」「女性の意向をくみ取った」といった理論をすべて否定しました。
特に注目されたのは、フジテレビによる二次加害行為が認定された点です。
これにより、中居氏の加害行為だけでなく、フジテレビ自体が加害者であると認定されたことが非常に重要であると河西氏は強調しました。
さらに、フジテレビの被害女性への対応の悪さも指摘され、幹部社員が中居氏の依頼で入院中の女性に見舞金を持参した事例が挙げられました。
河西氏は、この行動が女性にとっては中居氏側に立たれていると感じさせるものであり、結果的に女性を孤立させる結果につながったと解説しました。
フジテレビは中居氏の番組を継続し、女性がテレビで中居氏を見ることになり、局が中居氏を優先していると感じさせたことで、女性の職場復帰の希望を打ち砕く結果となったとされ、これが二次加害と認定されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b84c8f0333e0bae079591bc8b806e626f240ebcb
コメントでは、フジテレビの二次加害問題について、第三者委員会の調査結果が予想以上に生々しいものであったと語られていました。
特に、加害側の責任を問う姿勢が強く、被害者の主張や企業の暗部が掘り起こされることが期待されていたようです。
しかし、今後の訴訟において、フジテレビによる二次加害行為がどのように認定されるかが懸念されていました。
また、旧経営陣への責任追及が株主代表訴訟に繋がる可能性が示唆され、特定された人物たちが逃げられない状況になることが指摘されていました。
報告書を受けて、関与した人物が責任を果たすべきだとの意見もあり、企業の組織刷新が必要だとの声が上がっていました。
さらに、フジテレビが従業員を守らなかったことで、被害者の女性が絶望するのも無理はないとの意見もあり、他の社員やタレントにも問題があるのではないかという懸念も示されていました。
今後、訴訟が続く可能性が高く、経営陣や関与した人物の進退が注目される中、視聴者や株主の反応も気になるところです。
ネットコメントを一部抜粋
当初のスタンスだったのか人権救済を主眼とし加害側を糾弾する立場から、
株主代表訴訟もありますが旧経営陣への責任追及に繋がり、
少なくとも第三者委員会からの報告が出るまでは責任のある立場に置いて、
フジテレビも従業員を一切護ってくれない事が判明したわけです。
今後は、訴訟の嵐になりそうですな…