ミスミグループが「MISUMI」で「置き配」と「営業所/コンビニ受け取り」サービスを本格展開。顧客の多様なニーズに応え、物流ネットワークを強化。
顧客が生産現場や営業所で荷物を受け取る際、日中は不在で受け取れない、または出先で受け取りたいというニーズが多く存在していました。
これまでの対応では限界がありましたが、提携する配送業者のサービス基盤が整ったことから、サービスを本格化する運びとなりました。
新サービスの導入に伴い、ECサイトのユーザーインターフェース(UI)の改修や、提携配送業者との受発注情報のネットワーク化などの開発が行われました。
これにより、ECサイト上で直接配送方法や受け取り場所を選択することが可能になりました。
顧客はEC注文確認画面で「置き配指定」や「お届け先変更」ボタンを使用して、受け取り方法を簡単に選択できます。
指定可能な受け取り時間は8時から21時までで、置き配の指定場所にはドア前、ビル受付・管理人預け、宅配ボックス、車庫、ガスメーターBOX、物置、自転車カゴなどが含まれています。
この新たな取り組みは、最近の物流問題に対応するための一環であり、ミスミは自社配送を含む地域ごとの配送パートナーと連携した物流ネットワークを構築しています。
特に、顧客が集積している地域への配送では混載ではなく専属輸送を行い、確実で短納期の配送を実現しています。
さらに、AIを活用した効率的な配送ルートの提案や、サプライヤーの複線化推進も行っており、現在の再配達率3%を2025年度中に1.5%へ削減することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/41169cbab98a217ee7061bdef8225026a3f924d7