富士ソフトがDeNAとKDDIからモバオクを買収し、EC事業の拡大を目指すことが発表されました。2025年までに株式取得を完了し、先端技術を活用したサービス提供を計画しています。
要約すると富士ソフトは2023年3月31日に、ディー・エヌ・エー(DeNA)とKDDIからインターネットオークション及びフリマサービス「モバオク」の全株式を取得する契約を締結したと発表しました。
モバオクは2005年に設立され、DeNAが携帯電話専用オークションサイトを2004年に開始し、翌年にはKDDIと提携して「auオークション」サービスを展開してきました。
富士ソフトは2010年からモバオクのシステム開発を受託しており、これまでの経験を活かしてサービスの拡充を図ってきました。
今回の株式取得は、EC事業のさらなる拡大を目指すもので、2025年5月末までに株式の取得を完了する予定です。
今後、モバオクは富士ソフトグループとして新たなインターネットオークション・フリマサービスを展開する計画です。
富士ソフトは、ECシステムの開発・運用能力に加え、AIやデータ分析などの先端技術をモバオクの事業運営ノウハウと組み合わせることで、より良いサービス提供を目指しています。
また、モバオクはスポーツに特化したオークション「スポオク」も展開しており、スポーツ特化型ギフティングサービスとの業務提携を行っています。
この買収により、富士ソフトは新たなビジネスチャンスを得るとともに、モバオクの成長を促進することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b666784efe290c3a252d55d7f0e1207163e75283