ITジャーナリストの三上洋氏が、オンラインゲームを通じて築かれる信頼関係の危険性を警告。若年層が犯罪に巻き込まれるリスクが高まっていると指摘しています。
この事件は、16歳の女子生徒が「インターネットゲームで知り合った友人宅に泊まりに行く」と家族に伝えた後に行方不明となり、遺体が発見されたものです。
三上氏は、オンラインゲームやSNSを通じて信頼を築くことができる一方で、若年層が深刻な犯罪に巻き込まれるリスクが高まっていると指摘しています。
彼は、現代のゲームではボイスチャットを通じて長時間会話をすることが一般的であり、その結果、家族や友人よりもネット上の仲間との関係が強化される傾向があると述べました。
このような状況では、若いユーザーは心理的にハードルが低くなり、信頼を寄せやすくなると警告しています。
さらに、三上氏は「同じゲームをしている人に悪い人はいない」という誤解が広がっていることを指摘し、ボイスチャットでの会話は声を変えることが容易であるため、信用には注意が必要であると強調しました。
起業家の成田修造氏も、オンラインゲームが若者にとって非常に魅力的で、知らない人と知り合う場として利用されやすいことを指摘し、親が子どもにスマホを渡す一方で、ゲームの中での人間関係の構築が危険を伴うことを警告しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0acf1b2134a1fa2b0c38dcebab2578228f46691b
コメントの中では、オンラインゲームにおける人間関係の信頼性や危険性について多様な意見が寄せられました。
特に、リアルな社会とのつながりが薄いネット上では、匿名性がもたらすリスクが強調されていました。
参加者は、リアルな付き合いでは社会的信用が関与するため、一定の行動が抑制される一方で、ネットではそのリスクが低く、トラブルがあっても身近な人々に影響を与えにくいと指摘していました。
また、リアルとネットの違いについても言及され、限定的な情報しか得られないため、相手の人となりを知ることが難しいという意見が見受けられました。
さらに、過去にはオフ会での誤解や予想外の出来事もあったとの体験談があり、ネット上の信頼性を過信しないことが重要だとされていました。
オンラインゲームを通じた出会いが必ずしも悪いわけではないが、初対面の相手に対しては慎重になるべきだという意見もありました。
全体として、参加者はネット上の関係性についての注意喚起をしつつも、オンラインゲームそのものを否定する声は少なかったです。
ネットコメントを一部抜粋
リアルの付き合いは社会的信用が関与するため、みんな最低限人としてちゃんとしようとするブレーキがかかる。
ネットの付き合いは匿名性があるため、トラブルが起きても身近な人に影響がない。
ネット上の振る舞いは現実より情報が限定的で、相手の人となりを観察することが難しい。
オンラインゲームを通じた出会いは悪いことではないが、無条件に信用しないことが重要だ。
ネット上の関係性に依存することは本当に危険だと認識されている。