契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」がAI機能を追加し、新リース会計基準に対応。契約書の識別が容易に。
要約すると株式会社TOKIUMは、契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」に新たな機能を追加し、AIが新リース会計基準に該当する契約書を自動で識別することを正式に発表しました。
この新機能は、2024年9月に企業会計基準委員会(ASBJ)によって公表された新リース会計基準に対応するもので、2027年4月1日以降に開始される会計年度から強制適用されます。
この基準では、借手側が原則としてすべてのリースをオンバランス処理しなければならず、契約書の精査が必須となります。
特に、契約書に「リース」という言葉が明記されていない場合でも、リースに該当するケースが存在するため、正確な識別には専門的な知識が求められます。
そこで、TOKIUMは契約書を電子・紙問わずクラウド上で一元管理するサービスに、AIによる契約書の識別サポート機能を追加しました。
この機能は、リースを含む可能性をAIが自動で判定し、その識別結果を理由とともにCSV形式で出力できるため、監査時の対応負荷も軽減されるとのこと。
新機能はすべてのユーザーに標準機能として提供され、より多くの企業が新リース会計基準に対応しやすくなることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2b3abf543d45d1b4692a1d9b2ca9bf7635809d51