悠久会の「火山弁当」が九州駅弁グランプリ特別審査員賞を受賞。地元食材を使った低価格の弁当が評価され、次のグランプリ挑戦を目指しています。
要約すると長崎県島原市の社会福祉法人悠久会が運営するおむすびカフェ「島原むすびす」の「火山弁当」が、九州一の駅弁を決める「第15回九州駅弁グランプリ」において特別審査員賞を受賞しました。
この弁当は、火山活動によって肥沃な土壌が育まれた島原半島の食材をふんだんに使用しており、地元の新鮮なナスや豚肉のフライ、雲仙しまばら鶏を使った香味野菜タルタルなどが含まれています。
600円という手頃な価格設定も評価され、ネーミングのインパクトも受賞の要因となりました。
火山弁当は2021年5月から販売されており、地域おこし協力隊の倉林実央さんの企画によって誕生しました。
さらに、島原鉄道のカフェトレインでも提供され、観光客や鉄道ファンからの人気を集めています。
カフェは就労継続支援A型事業所として、4名の障害者が調理補助や盛り付け、メニュー開発に関わっています。
受賞を受けて、悠久会の永代秀顕理事長は「次はグランプリにチャレンジしたい」と意気込みを語りました。
また、悠久会はSDGsの視点を取り入れ、地元の食材を活用したおむすびを常時10種類以上提供しています。
永代理事長は「地元の食材を発掘し、磨き上げることで火山弁当は進化できる」と話し、駅弁の盛り上がりが地方の公共交通機関の活性化に寄与することを期待しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3ce91dd0a04eabe213d3a5b9f274037e42c5d182