デル・テクノロジーズがビジネス向け新製品「Dell Pro」と「Dell Pro Max」を発表。法人向けノートPCやデスクトップのラインナップを刷新し、AI技術に特化した製品も強化。
この新しい製品群は、法人向けのニーズに応えるために設計されており、今後はサブブランドを廃止し、シンプルな名称体系を採用する方針です。
具体的には、法人向けノートパソコンには「Latitude」、ワークステーションには「Precision」といった従来のブランド名がなくなり、代わりに「Dell Pro」と「Dell Pro Max」の3つのラインに分かれ、それぞれが無印(BASE)、Plus、Premiumの3つのグレードに分類されることになります。
最上位モデルである「Dell Pro Premium」が既に発表されており、他のノートブックやデスクトップ製品もフルラインナップとして揃いました。
特に、デスクトップ製品はタワー型、スリム型、マイクロ型と多様な選択肢を提供しています。
また、Dell Pro Maxではサーバーやノートの計5製品も発表され、AI技術に特化した製品群が強化されています。
マーケティング担当の佐々木邦彦氏によると、販売数は伸びているものの、市場シェアはわずかに減少しているとのことです。
昨年はSnapdragon製品の出荷が開始され、AI PC元年とも言える年でしたが、今後の展望としては、2024年にはDellが販売するノートPCの約40%がNPUを搭載したCore Ultra製品になる見込みです。
これにより、AI PCの魅力を広めると共に、製品ラインナップの更なる充実を図る意向が示されています。
法人向けクライアント製品に関しては、Dell Pro MaxのPlus/Premium製品を除いて、すでにラインナップがほぼ完成した状態にあると説明されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dbd630b895bb5ace486ae540a77c63049e56fbce