パルシステムが親子向けの宅配体験企画を開催し、物流の仕組みを楽しく学ぶ機会を提供しています。
要約すると東京都稲毛市にある物流とITの体験施設で、パルシステム生活協同組合連合会が主催する「おしごと体験」企画が盛況を博しています。
この企画は、親子で宅配の仕組みを学ぶことを目的としており、年間約80回の開催が行われています。
3月末に開催されたプログラムでは、15組の親子が参加し、会場は熱気に包まれていました。
参加者はまず、クイズや動画を通じて宅配に関する基礎知識を学び、一般社団法人協働舎結の野々山理恵子代表理事が進行役を務めました。
子どもたちは、宅配の流れを理解するために「売れる数を考える」「工場に注文」「工場から届ける」「売り場に並べる」「買い物」といった流れを並べ替えるクイズに挑戦。
特に、売り場がない宅配の仕組みについての質問には、野々山氏がカタログ作成の重要性を説明し、子どもたちが自ら答えを導き出す場面も見られました。
後半では、実際の仕分けシステムを縮小したモデルを使って、参加者が商品の仕分け作業に挑戦。
八王子市から参加した男子児童は、パルシステムの商品が毎週届くことに興味を持ち、もう一度体験したいと感想を述べました。
今後、地域の商業施設との連携や小中学校からの職業体験受け入れにも力を入れる方針で、物流の未来を担う子どもたちに仕事の魅力を伝えていく考えです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dbb70b8b95a7911a370b27e66b722c8085de34d7