NTTがPerfumeのライブパフォーマンスをリアルタイムに3D伝送する実験に成功。万博での追体験が可能に。
要約するとNTT(持ち株会社)は、次世代情報通信基盤「IOWN」を活用し、テクノポップユニットPerfumeのライブパフォーマンスをリアルタイムに3D伝送する実験に成功したことを4月2日に発表しました。
この実験は、大阪・関西万博を前に行われ、大阪・吹田の万博公園でのPerfumeのパフォーマンスを、大阪・夢洲(ゆめしま)のNTTパビリオンでリアルタイムに再現するものでした。
万博の開幕を控え、NTTパビリオンを訪れる人々はこのパフォーマンスを追体験できる機会が提供されます。
実験では、吹田側のステージに加速度センサーや位置トラッキング用センサーなど20台以上のセンサーやカメラが設置され、Perfumeのパフォーマンスを含む空間を数メートル四方単位で詳細に計測しました。
さらに、振動データを計測するために、百数十個の振動子が床に埋め込まれました。
これにより、パフォーマンス中の動きや振動がリアルタイムで高精度に再現され、観客はその場にいるかのような体験を楽しむことができます。
NTTの独自技術によって、3Dデータは高解像度化され、ヒトやモノの動きを含む空間情報が高速に伝送される仕組みが実現されました。
この取り組みは、次世代のエンターテインメント体験を提供する新たな試みとして注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/82ab20ea6ca8e3ffd3b374ba2d193bb3a032db2a