ゴールデンウィークの国内旅行者は7%減少、物価高で時期をずらす傾向が見られる。
要約すると今月末から始まるゴールデンウィークに向けて、旅行に出かける人の数が昨年より7%程度減少するとの予測が発表されました。
大手旅行会社「JTB」の調査によると、今年のゴールデンウィーク期間中(4月25日から5月7日まで)に1泊以上の旅行を計画している人は約2345万人に上る見込みです。
これは昨年の約93%にあたりますが、物価高や経済的な理由から旅行意欲が低下していることが影響しています。
特に国内旅行については、旅行費用の高さや混雑を避けるため、旅行の時期をずらす傾向が見られます。
対照的に、国際線の輸送量はコロナ前の水準に近づいてきており、海外旅行に出かける人は昨年よりも約1割増加し、55万人に達する見込みです。
しかし、2019年のコロナ前と比較すると、いまだにその数は約5割程度にとどまっています。
海外旅行の行き先については、韓国や台湾などの近場と、欧米などの遠方に分かれる二極化が進んでいるとされています。
このように、物価上昇が旅行計画に影響を与えている中で、消費者は賢い選択を求めていることが浮き彫りになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b498432c7b3df19c9ac5bdffcb71406666ec18ec