将棋の叡王戦初防衛戦で伊藤匠叡王が黒星。斎藤慎太郎八段が先勝し、次局に向けた意気込みを語った。
この対局は、短期決戦の五番勝負の初戦であり、伊藤叡王にとっては初の防衛戦である。
次回の対局は4月19日に石川県加賀市の「アパリゾート佳水郷」で予定されている。
伊藤叡王は振り駒で先手を選び、得意の相掛かりを志向したが、斎藤八段は序盤から独自の作戦を展開し、局面を力戦へと導いた。
特に、午後からは長考合戦が続き、緊張感が漂う中での対局となった。
伊藤叡王は我慢の時間を駆使したが、最終的には斎藤八段が主導権を握り、終盤戦へと突入した。
激しい攻防の中、両者は持ち時間を使い切り、一分将棋に突入。
白熱した攻め合いが続く中、斎藤八段は冷静に前進し、最終的に伊藤叡王が投了を告げる結果となった。
斎藤八段は勝利後、「アグレッシブに動いていく将棋だったが、ブレーキをかける手が分からず、細い攻めになってしまった」と振り返り、次戦に向けて新たな作戦を考える意気込みを見せた。
一方、敗れた伊藤叡王は「秒読みになったところで乱れてしまった」と反省し、次回に向けて気を引き締めることを誓った。
初防衛に向けて、次戦での巻き返しが期待される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3365a2474bd8cd0233004c5d4cb4bd43a2428e8e
伊藤匠叡王の初防衛戦での敗北について、ネットでは様々な意見が寄せられました。
斎藤八段の勝利を祝う声が多く、彼の指し回しが見事だったというコメントがありました。
伊藤叡王は、これまで高い勝率を誇り、藤井八冠に挑戦した実績もあるため、彼の実力に対する信頼は揺るがないといった意見も見られました。
次局では後手番になる伊藤叡王ですが、過去の実績から後手でも勝率が高いことが期待され、ファンは引き続き応援を続ける姿勢を示しました。
また、叡王戦の特性についても言及され、他のタイトル戦との違いが面白さを生んでいるとの意見もありました。
さらに、タイトルを守ることの難しさについても触れられ、伊藤叡王が今後どのように巻き返しを図るのかに注目が集まっています。
全体として、ファンたちは次の局面を楽しみにしつつ、両対局者への感謝の気持ちを表していました。
ネットコメントを一部抜粋
斎藤八段、先勝おめでとうございます。
伊藤さんが実力あるのは間違いないので、この後どうなるかわかりません。
叡王戦がタイトルに加わってこそ８冠の厚みが出るね！
伊藤叡王は、その後タイトル戦には挑戦できず。
このまま行って新叡王決定かな｡攻めるより守る方が難しいからね｡