黒川京介選手が川口オートでSG初制覇。全6戦全勝の快挙を達成し、ファンへの感謝を表明。来年の選手権出場権を失うも、意地を見せる。
要約すると川口オートレース場で行われたSG「第56回日本選手権」で、黒川京介選手が悲願のSG初優勝を果たしました。
レースは4日に行われ、黒川選手は1枠からのスタートで、10周回を逃げ切り、全6戦を勝利する完全優勝を達成しました。
2位には青山周平選手、3位には中村杏亮選手が入りました。
黒川選手は、ゴール後に観客に向けて右手を高く掲げ、喜びを表現しました。
このパフォーマンスは、デビュー時に「SGを優勝した時にやろう」と決めていたもので、彼の感情が溢れ出る瞬間でした。
しかし、喜びの裏には複雑な気持ちもありました。
実は、彼はレースの1回目でフライングをしてしまい、これにより来年の選手権出場権を失うという厳しい状況に直面しました。
それでも、ファンの期待を背負い、2回目のレースでは全力を尽くすことを決意。
ポケバイ出身の黒川選手は、オートレーサーを目指すきっかけを得た場所でもあり、ファンへの感謝の気持ちを強く持っています。
「うれしいというより、ありがとうという気持ち」と語る彼の言葉には、ファンへの深い思いが込められています。
黒川選手は、オート界に新たな風を吹き込み、年末のスーパースター選手権でもその存在感を示すことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b1be02482b317c48a511f505a744fc106aa451f2