関西テレビの大多社長が女性アナウンサー会合同席の常態化について謝罪し、認識不足を反省しました。
これは、フジテレビで発生した一連の問題を受けての辞任発表に伴うもので、4日に報道陣の取材に応じた際に行われました。
大多社長は、第三者委員会の調査報告書を受けて、女性アナウンサーに寄り添うことができず、彼女を苦しめてしまったことを深く反省し、「全く私の認識が甘かった」と述べました。
報告書では、彼や他の幹部が芸能プロダクションや番組出演者との会合に女性アナウンサーを同席させることが常態化していたことも明らかになり、大多社長はその点についても謝罪しました。
彼は、当時の自分の認識が時代にそぐわないものであったと認め、報告書に記載された不快な思いをした方々に対して申し訳ない気持ちを表しました。
大多社長は、性暴力があった2023年6月時点でフジの編成担当専務取締役を務めており、同年8月には当時の編成制作局長から事案の報告を受けたものの、当時の社長や幹部は「プライベートな男女間のトラブル」と判断し、適切な対応を取らなかったことが、対応を誤る要因となったとされています。
この一連の出来事は、メディア業界における女性の立場や権利についての重要な問題を浮き彫りにしており、今後の改善が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c2aba124f88d101cf447fd4de8433094e32edf06
関西テレビの大多社長が女性アナの合同席の常態化について謝罪したニュースに対し、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、社長の謝罪が形式的であり、実際の反省が不足していると感じる意見が多く見受けられました。
特に、第三者委員会の報告書が公表されたことで、辞任や謝罪に至ったとの指摘があり、報告書がなければ今もテレビに出演していたかもしれないという懸念が示されました。
これにより、業界の透明性や誠実さが問われていると感じる人が多かったようです。
また、社長の発言に対して「認識が甘かった」との反省があったものの、それは単なる言い訳に過ぎないとする意見もありました。
過去の行為に対する責任を果たすべきだという声や、女性アナウンサーに対する扱いが未だに不適切であるとの指摘もありました。
全体的に、コメントは社長やフジテレビの姿勢に対する厳しい目線が多く、業界全体の問題として捉えるべきだとの意見が多く寄せられました。
最後に、時代の変化に対する認識が不足していることが、今後の改善に向けた大きな課題であるとの意見もありました。
ネットコメントを一部抜粋
女性が大事と言いながら、フジテレビで使ってた弁護士を女性ではなく中居に紹介しているのはどうして?
彼女のためを思って対応してきたつもりだったが、それは『彼女の意思を無視し、彼女に責任を転嫁する行為だった』という指摘を大変重く受け止めている。
全く私の認識が甘かった。
時代からずれていた。
認識が甘かったのではなく、常識がなかったと正確に謝罪して欲しい。
時代からずれていたって、前時代でさえ許されてた訳ではなく、単にハラスメントに対して声を上げられない世の中だっただけなわけで。