スケートボードの国際統括団体が、2028年ロサンゼルス五輪から出場年齢を14歳以上に制限することを発表しました。これにより、若い選手の参加が制限されることになります。
この決定は、今季から段階的に導入され、毎年1歳ずつ引き上げられることが決まっています。
具体的には、2028年のロサンゼルス五輪に向けて、現在の11歳以上から始まり、最終的には14歳以上に達することになります。
この年齢制限は、満年齢ではなく、その年の年末までに14歳に達する選手を基準にして判断されます。
このため、2028年中に14歳に達しない15年1月1日以降に生まれた選手は、現在の世界ランキングから外れることになります。
また、ユース五輪などの育成年代の大会においても、2026年から12歳以上の制限が設けられることが決定しています。
これまでスケートボードには年齢制限がなく、特に女子選手においては若年層の選手が上位に進出することが多かったのが特徴でした。
例えば、2021年の東京オリンピックでは、ストリート競技で当時13歳の西矢椛選手が金メダルを、パーク競技で当時12歳の開心那選手が銀メダルを獲得しました。
昨夏のパリ大会でも、吉沢恋選手が14歳でストリート競技を制しました。
このように、若い選手たちが注目を集めてきたスケートボードですが、今後は年齢制限が選手の競技参加に大きな影響を与えることになるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6bb5b5f398f952eaf07efc596f3da104c3739f75
コメントの内容では、スケボーの出場年齢が14歳以上に変更されることに対して、賛否が分かれる様子が伺えました。
一部のコメントでは、年齢制限が選手の安全や競技の公平性を保つために有効であると考えられていました。
特に、フィギュアスケートのようなドーピング問題を避けるために、年齢制限が必要だという意見がありました。
また、夏場の屋外競技においては、熱中症のリスクや体力の差を考慮する必要があるとも指摘されていました。
一方で、若い選手が体重が軽く運動能力が高いことから、競技において有利な面もあるため、年齢制限を設けない方が良いのではないかという意見もありました。
特に、若年選手がメダルを獲得することに対する疑問や、年齢制限が大人の理屈に基づいているという指摘も見受けられました。
また、全ての競技において年齢制限を一律に設けるのではなく、ジュニアクラスとシニアクラスに分けるべきだという提案もありました。
さらに、女子選手においては、年齢制限が実際には競技のレベル低下を招くのではないかという懸念も示され、特に体重が軽い子どもが有利な競技においては、年齢制限の意義が問われていました。
最後に、年齢制限を設けることが、過去のオリンピックでの選手の機会を奪うことになるのではないかという懸念もあり、選手の活躍の場を広げるための議論が必要であることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
フィギュアスケートのようにドーピング違反等の問題が発生した時に、年齢制限は有効。
競技ごとに決めるのではなく、全競技で年齢制限を設けるべきだ。
何で子どもがメダル取っちゃいけないのかね?
スケボー女子選手の場合は大人が子供に勝てない理由で年齢を引き上げただけ。
特に女子の飛んだり回転したりする競技は体重が軽い子供の方が有利。