ミャンマー拠点の中国系詐欺組織の実態と拡大の背景

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ミャンマーの中国系詐欺組織が国際的に拡大し、12万人以上が関与。起源は台湾の電話詐欺にあり、特殊詐欺の実態が明らかに。

要約すると最近、ミャンマーを拠点とする中国系の特殊詐欺グループが注目を集めている。

この組織は、国際的な詐欺事件に関与しており、日本人もターゲットに含まれている。

特に、2023年1月にタイで失踪した中国人俳優が拉致される事件が報じられたことがきっかけとなり、大規模な摘発が行われた。

その結果、ミャンマーに拠点を持つ詐欺組織から約7000人が救出され、日本の高校生も保護されて帰国した。

国連の報告によると、ミャンマーにいる中国系詐欺組織には少なくとも12万人が関与しており、出身国は20カ国以上に及ぶ。

これまであまり注目されてこなかった国境を越えた特殊詐欺の実態が明らかになりつつある。

グローバルな詐欺の起源は1990年代の台湾に遡る。

当初は電話を使った「宝くじ詐欺」が主流であったが、台湾当局の取り締まりが厳しくなると、詐欺組織は大陸に拠点を移し、福建省から台湾に電話をかけるようになった。

やがてターゲットが中国本土の人々に移行し、各地の「かけ子」を雇うようになった。

2000年代に入ると、中国人が自ら詐欺を働くようになり、ビジネスは急成長を遂げた。

さらに、中国当局の取り締まりが強化される中、台湾の組織はアフリカや中東、南アジア、欧州へと移動した一方で、中国人は東南アジアに目を向け、特にミャンマーに拠点を置くようになった。

この地域は軍事政権が続いており、詐欺組織にとってはリスクが小さく利益が大きいため、最適な環境となっている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/db17bf6b288af89b2eba8b425ce586bc3cbb3753

ネットのコメント

ミャンマーに拠点を置く中国系詐欺組織に関するコメントでは、被害の実態やその拡大について多くの意見が寄せられました。

日本では警察が認知しているだけでも、年間約2万件の詐欺が発生し、被害総額は400億から500億円に上るとされていました。

これを単純計算で中国に当てはめると、人口が多いため、被害件数も相当な数になると考えられています。

特に中国ではキャッシュレス決済が進んでいるため、詐欺の手口も多様化しているのではないかという懸念が示されていました。

コメントの中には、実際に怪しい電話がかかってきた体験談もあり、知らない番号には出ない方が良いとの意見がありました。

最近のスマートフォンでは留守電の文字起こし機能があるため、言語が分からない場合でも警戒が必要であると感じた人もいたようです。

また、詐欺の起源について、日本のオレオレ詐欺が影響を与えているのではないかとの見解もあり、詐欺の手口が国を超えて広がっていることが指摘されていました。

このように、詐欺の実態とそれに対する警戒が広がっていることが伺えました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 日本でも警察が認知しているだけでも年間2万件で400~500億の被害が出ていました。

  • 怪しい電話番号は出ない方が良いとの意見が多くありました。

  • 最近のiphoneは文字起こしもしてくれるので便利でした。

  • 起源は、日本のオレオレ詐欺だと思われていました。

  • 中国ではキャッシュレス決済が進んでいるため、詐欺が増加していると懸念されていました。

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