ミャンマーの軍政トップがBIMSTEC首脳会議に参加し、地震支援について協議。停戦発表もあり、支援獲得の行方は不透明。
要約すると2023年1月4日、タイのバンコクで開催された「ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアチブ(BIMSTEC)」の首脳会議に、ミャンマーの軍政トップであるミンアウンフライン総司令官が出席した。
この出席は異例であり、地震による被害が深刻なミャンマーの復興支援を巡る議論が行われた。
地震発生から1週間が経過し、公式な報告によると死者は3145人、負傷者は4589人、653人が救出されたという。
ミャンマーの軍政は、会議開催直前に民主派や少数民族武装勢力との一時停戦を発表し、国際的な批判を和らげる狙いがあったとされる。
しかし、同時に空爆を実施したとの報道もあり、停戦の持続性や今後の支援獲得の見通しは不透明だ。
会議ではインドのモディ首相が、災害救援と復旧のためのBIMSTEC災害対策センターをインド国内に設立する提案を行った。
内戦状態が続くミャンマーでは、軍政の支配が及ぶ地域は全土の約半分に留まっており、地震による被害の全容は依然として不明である。
国際社会との連携が求められる中、ミャンマーの復興に向けた具体的な支援策が今後どのように進展するかが注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3223b78c2c98182f67a6305cbfb5818a2b000e8