楽天グループが越境取引で発表したファッションブランドランキングでは、アメリカで「LOUIS VUITTON」が1位、香港で「Supreme」が人気。日本ブランドも多くランクインし、リユース品の需要が高まっています。
このランキングは、フリマアプリ「楽天ラクマ」と越境ECサイト「FROM JAPAN」を通じた取引データに基づき、2024年1月1日から12月31日までの実績を反映しています。
調査対象は10の国と地域で、各地での人気ブランドが明らかになりました。
アメリカでは、ラグジュアリーブランドの「LOUIS VUITTON」が1位に輝き、「CHANEL」と「GUCCI」が続く結果となりました。
特にアメリカの20代ユーザーは、日本のリユース品が保存状態が良く、為替の影響もあって比較的安価に購入できる点が支持されています。
香港では、「Supreme」と「Nike」が人気を集めており、ストリート系やスポーツ系ファッションが好まれる傾向にあります。
カナダでは「LOUIS VUITTON」が1位を維持し、「SEIKO」が2位にランクインし、日本のブランドが注目されています。
イギリスでは「COMME des GARCONS」と「YOHJI YAMAMOTO」が上位に名を連ね、日本のファッション文化が評価されていることが伺えます。
オーストラリアでは「COACH」が1位となり、若者向けのブランドが人気を得ています。
ドイツでは「GUCCI」が1位で、「SEIKO」が2位にランクインし、手頃な価格で購入できるブランドバッグが支持されています。
シンガポールでは「SEIKO」と「HUMAN MADE」がトップに立ち、幅広い価格帯の商品が取引されています。
フランスでは「GUCCI」が1位となり、ラグジュアリーブランドが中心にランクインしています。
オランダでは「LOUIS VUITTON」が1位で、「HYSTERIC GLAMOUR」が5位に入り、若年層に人気のブランドが上位に挙がりました。
マレーシアでは「MARC JACOBS」が2年連続で1位を獲得し、女性向けブランドが高評価を得ています。
楽天グループは、越境取引を通じてリユース品の需要が高まっていることを強調し、持続可能な社会に向けた「モノの循環」を促進する新たなECプラットフォームの構築に取り組む意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a491623a56ff4daf3a320b4af3cc0b562f1da80f