静岡・熱海市が4月から宿泊税を導入。1人200円で日本人も対象となり、SNSでは批判も。観光振興のための財源確保が目的だが、賛否が分かれている。
この宿泊税は、観光振興のための財源確保を目的としており、宿泊する中学生以上の客に対して1人あたり1泊200円が課せられる。
ただし、小学生や修学旅行の生徒は対象外となっている。
熱海市は観光地として多くの外国人観光客を受け入れており、年間約300万人が訪れるが、今回の宿泊税は日本人観光客にも適用されるため、SNS上では批判の声が上がっている。
特に、国籍別の課税を行う場合、日本人客の証明書を提示させる必要があるため、宿泊施設側の負担が増加する懸念や、差別的な取り扱いになる恐れが指摘されている。
観光業の発展を目指す一方で、少子高齢化による予算の制約もあり、観光振興に必要な経費を捻出するのが難しい状況だ。
宿泊税の導入に対して、観光客の中には理解を示す声もあれば、高いと感じる声や日帰り旅行に切り替える可能性を示唆する意見もあり、賛否が分かれている。
熱海市の観光建設部は、この宿泊税が観光業のサービス向上やインバウンド対策に活用されると説明しているが、今後の制度設計には日本人と外国人の両方が納得できる形が求められるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8f0d59d80aaf94f9ece68da20d6e11d53f26a939
熱海市の宿泊税導入に関するコメントは、賛否が分かれました。
多くの意見が、外国人観光客と日本人旅行者に対する税の公平性についての懸念を示していました。
あるコメントでは、外国人から宿泊税を徴収することは問題ないとしつつも、日本人からも同じ税を取ることに対する疑問が呈され、特に日本人観光客は生活費を切り詰めて旅行しているため、負担が大きいとの意見がありました。
さらに、宿泊税の使途についても疑問が呈され、観光振興やインフラ整備にどのように使われるのかが重要であると指摘されていました。
税収が地域のために使われることを期待する意見もありましたが、具体的な使い道が不透明であることが不安要素となっているようです。
宿泊税の金額については、200円という額が少額すぎるとの意見もあり、外国人には高めの税率を設定すべきだという意見も見られました。
また、宿泊税が観光客の減少を招くのではないかという懸念もあり、特に日本人旅行者が熱海を避けるようになるのではないかという意見もありました。
全体として、宿泊税導入に対する意見は多様であり、地域の観光振興と住民の負担のバランスを取ることが求められていると感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
外国人は30000円オーバーの旅館に泊まっても「安い割に良かったです」と言っている。
サービス向上って具体的になんなのか想像つかないです。
国や道府県、市町村に納められた税金で、インフラの整備などが行われています。
日本人の間でも属性で料金差あるんだからましてや外国人となら理解が得られるのでは。
観光業関係者は多少は海外旅行経験者は居ると思うが知識が足りないと思うが日本の観光業者は値上げや、お金を取ると言うことに過度に反応し過ぎる。