エルサルバドルで凶悪ギャングが米国から送還され、治安対策が強化される中、国際的な問題も浮上。
特に、米国のトランプ政権が不法移民対策を進める中、エルサルバドルに送還されたのは、ギャンググループ「トレン・デ・アラグア」と「MS-13」のメンバー17人です。
これらのギャングは、特に南米ベネズエラのトコロン刑務所で権力を持ち、刑務所内にはプールやナイトクラブが設営されていたことも報じられています。
このような状況は、ギャングが国家の機能を超えて影響力を持つ例として注目されています。
ブケレ大統領は、米国からのギャングメンバーの移送を通じて、エルサルバドルの治安を改善しようとしています。
トランプ大統領もこの動きを支持し、ブケレ氏に感謝の意を示しました。
エルサルバドルは、2023年9月にベネズエラ政府が刑務所を奪還した際に、ギャングの影響力を抑えるための措置を講じています。
移送に際しては、エルサルバドルの軍と警察が連携し、厳重な警備が行われました。
さらに、米国では敵性外国人法が適用され、ギャングメンバーの国外追放が進められていますが、法的な混乱も見られます。
これらの施策は、エルサルバドル国内の治安を向上させる一方で、国際的な人権問題や法的な課題も引き起こしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7003bcbb58365907753dc88f06766d28f77437fc
エルサルバドルの治安強化とギャングの送還問題に関するコメントは、さまざまな視点からの意見が集まりました。
多くの人が、エルサルバドルの刑務所の状況に驚きつつ、その治安対策についての評価と懸念を表明していました。
特に、刑務官が顔を隠さなければならないという状況や、受刑者の凶悪な経歴に衝撃を受けたという声がありました。
また、刑務所内での人権問題についても言及され、冤罪の可能性や、適切な法的手続きが行われていないことに対する懸念が示されました。
さらに、エルサルバドルの取り組みが他国にも波及する可能性や、日本国内の治安に対する警戒感も語られました。
日本の犯罪者をエルサルバドルに送還することを提案する意見もあり、治安対策の必要性が強調されていました。
一方で、過度な取り締まりがもたらす倫理的な問題や、少数の犠牲を許容する社会の在り方については、慎重な議論が求められるとの意見もありました。
全体として、エルサルバドルの治安対策に対する賛否が分かれ、多様な視点からの意見が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
刑務官は皆顔を隠さなければ危険というすごい世界でした。
看守などの警備要員は相当な数に及ぶが、果たして採用にあたって、どこまで身元調査を徹底できているのだろうか。
これからの日本は、ギャング的な人が好き勝手出来ないようにしっかりとした法整備をしておかないといけませんね。
エルサルバドルも大したもんだよ。
この前までギャングの巣窟だった国が平和になってるなんて驚異的だ。
全体のための少数の犠牲は厭わないっていう事はいずれ是正されないといけない問題だ。