FCNTがシニア向けスマホ「らくらくスマートフォン」の新機種を発表。レノボ傘下での再始動が社会的責任を果たす重要な一歩に。
このシリーズは、旧富士通の携帯通信事業がポラリスグループに移管された後、2023年5月に経営破たんし、10月に中国のレノボグループ傘下で再始動しました。
新機種の発表は、シニア層のデジタル化に伴うスマホ操作への不安を考慮し、社会的責任を果たすための重要な一歩とされています。
FCNTの桑山副社長は、らくらくスマホの開発が社会的責任に近いと語り、その意義を強調しました。
新たに発表された「らくらくスマートフォン F-53E」は、約5.4インチの大きなディスプレイ、5030万画素のカメラ、クアルコム製のチップセット「Snapdragon 6 Gen 3」を搭載しており、使いやすさを追求したデザインが特徴です。
また、FCNTは初めてソフトバンクと連携し、11月7日には「らくらくスマートフォン a」をワイモバイルから発売予定です。
さらに、12月6日には公開市場向けの「らくらくスマートフォン Lite MR01」も登場します。
2012年に初代モデルが発売されて以来、らくらくスマートフォンは累計900万台以上が販売され、フィーチャーフォンを含めると販売台数は約4000万台に達しています。
しかし、経営破たんの影響で開発の継続が危ぶまれていましたが、レノボグループの出資により新体制で事業を再開し、シニア層向けのスマホ市場において重要な役割を果たし続けています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b0e9814a224e5ebab92049dcf90ff1ceb46d45ac
シニア向けスマホ「らくらくスマートフォン」の新機種発表に関するコメントは、高齢者がスマホを使用する際のさまざまな課題やニーズを反映していました。
多くのコメントが、スマホへの切り替えに伴う高齢者の戸惑いや、指先での細かい操作が難しいことを指摘していました。
特に、メールの正確な打ち込みが難しいという意見が多く、今後は高齢者向けのスマホやアプリの必要性が高まると考えられていました。
また、Android機種の使い方が機種ごとに異なるため、iPhoneの方が周囲の人々からのサポートが受けやすいという意見もありました。
さらに、らくらくスマホが高齢者に特化しすぎていて、逆に使いづらいと感じる人も多かったようです。
特に、同じ機種でも画面や操作が変わることで混乱が生じることが多く、シンプルでわかりやすいUIが求められていました。
セキュリティ対策に関する意見もあり、高齢者が自分で設定を行うことが難しいため、出荷時にしっかりとした設定が必要だという声が上がっていました。
最後に、今後のスマホ市場において、シニア向け商品がどのように進化していくのかが注目されるとともに、社会的責任についても考え直すべきという意見がありました。
ネットコメントを一部抜粋
富士通のPC部門は6年前にレノボに売却されたので今回もそのつながりでしょうね。
ガラケーからスマホに切り替えた高齢の方の戸惑いは、若者の予測を遥かに超えている。
iPhoneはシンプルなUIだから年令問わずスマホ初心者がとっつきやすい面がある。
高齢者は自分でスマホの設定とかせずに子や孫に丸投げだから使われていない。
シニア向けスマホは、UI独特過ぎて設定がわかりづらい。