「ヴィーマック」は東京R&Dとイギリスのコラボで生まれた希少なスポーツカー。2000年にリリースされたRD180は、レーシングカーの技術を活かし、軽量かつ高性能なモデルとして注目を浴びましたが、販売台数はわずか20台程度でした。
この車は、1995年にネオ・ヒストリックレース用に開発されたレーシングカー「カドウェル」のロードゴーイングバージョンとして誕生しました。
ミッドシップエンジンを搭載した2シータークーペで、シャシーは鋼管スペースフレーム、足回りには前後ダブルウイッシュボーン式を採用し、ボディは軽量なグラスファイバー製で、車両重量は1トンを切るという軽さを実現しています。
搭載されるエンジンは、ホンダの1.8リッターB18C型で、180馬力を発揮し、十分な出力を持っていました。
ハンドルとシフトノブは右側に配置されており、往年のレーシングカーを彷彿とさせるデザインです。
さらに、RD180をベースにしたRD320Rは、2002年に全日本GT選手権のGT300クラスに参戦し、デビュー戦でパーフェクトウィンを達成するなど、その速さを証明しました。
市販モデルは、2004年にエンジンを220馬力を発生する2リッターK20Aに変更したRD200として進化しましたが、実際には20数台ほどしか販売されず、残念ながら市場から姿を消してしまいました。
このように「ヴィーマック」は、日英の技術が融合した稀有な存在であり、クルマ好きやモータースポーツファンにとって特別な魅力を持つモデルと言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/66a2579c278a45e6c2fc97f7b8bfaae81104a866
コメントでは、「ヴィーマック」の車両、特にRD200に対する関心が多く寄せられていました。
多くの人がこの車のデザインや性能に魅力を感じており、その軽さやNA VTECエンジンに惹かれていました。
しかし、価格が約900万円と高額であるため、手が出せないという意見もありました。
また、2000年に登場したにもかかわらず、古臭さを感じるという声もありましたが、それでも全体的にはまとまっていると評価されていました。
さらに、ロータスのバッジを付けた場合の販売数の増加についての意見もあり、ブランドの認知度が重要であることが指摘されていました。
GT300クラスにおけるヴィーマックの存在感や、日本の自動車文化についての懸念もありました。
時代背景や知名度、価格設定が影響しているのではないかという意見が多く、再販に対する期待も寄せられていました。
これらのコメントからは、ヴィーマックの独自性とその歴史的背景に対する関心が感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
RD200の存在を知った時は、欲しいと思った車。
この車にロータスのバッジを付けたとしたら100倍位は売れただろ。
こういうのがいつまでも国内生産国内登録出来ない日本って自動車文化がいつになったら先進国になるのか。
時代が悪かったのか、知名度が低すぎたか、性能に対して価格が高すぎたのか…その全部か。
今ふたたび再販すれば結構売れるのでは?