北朝鮮が10月31日に続き、11月5日に短距離弾道ミサイルを発射。米大統領選を前にした挑発行為と見られ、韓国軍は警戒を強化している。
要約すると北朝鮮が2023年10月31日に発射した新型ICBM「火星19」に続き、11月5日午前7時半ごろ、平壌南方の黄海北道・沙里院付近から朝鮮半島東の東海上に向けて数発の短距離弾道ミサイル（SRBM）を発射したと、韓国軍合同参謀本部が発表しました。
北朝鮮はこの発射を行うことで、米大統領選を控えたアピールを狙ったと考えられています。
特に、バイデン政権の対北朝鮮政策の失敗を浮き彫りにし、共和党候補のトランプ前大統領を支持する意図があるとも見られています。
韓国軍は、北朝鮮の追加発射に備え、監視・警戒を強化し、米国や日本の当局と情報を密に共有して万全の対応態勢を維持していると述べています。
また、韓米日3カ国は、北朝鮮の新型ICBM発射に対抗する形で、11月3日に米戦略爆撃機B1Bを参加させた合同空中訓練を実施しており、この動きに対する反発としても今回のミサイル発射が行われた可能性があります。
北朝鮮の挑発行為は、地域の緊張を高める要因となっており、国際社会の注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/79c3439b5bbec75693f8bcefd2f2bc62aa0e764b