2025年の日本大学ランキングが発表され、東北大学が1位に。東京工業大学が2位、東京大学が3位にランクインしました。
今回のランキングでは、総合1位に東北大学が選ばれました。
このランキングは、2017年に初めて発表され、今年で8回目を迎えています。
日本の教育事情に即した形で大学の魅力や特性を反映させることを目的としており、大学の「教育力」を測るための設計がなされています。
具体的には、ランキングは「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4つの分野で構成されています。
一般的な国内の大学ランキングが入学時の学力を重視するのに対し、このランキングは学生の学びの質や成長性に焦点を当てています。
総合ランキングの2位には東京工業大学、3位には東京大学、4位に京都大学、5位には九州大学がランクインしました。
また、分野別ランキングでは、教育リソースで東京医科歯科大学、教育充実度で国際基督教大学、教育成果で京都大学、国際性で国際教養大学がそれぞれ1位を獲得しました。
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションのPhil Baty氏は、最近の困難を経て、国立大学や留学生派遣数がコロナ禍前に戻りつつあることを評価し、特に国際教養大学が2020年以来トップ10に返り咲いたことを注目すべきだとコメントしました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2eece1165733206b5169b63a12a3f9135a0e31e8
2025年の日本大学ランキングが発表され、東北大学が1位に選ばれたことに関して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、ランキングの信頼性について疑問を呈する声が目立ちました。
特に、評価基準が主に在学生や高校教員へのアンケートに依存しているため、客観性や公平性が欠けているとの指摘がありました。
また、教育成果を測るために企業人事部からの印象評価を用いることも問題視されており、実際の採用実績と乖離しているとの意見がありました。
さらに、国際性の評価方法についても、外国人教員や留学生の数だけでなく、その質も考慮すべきだという意見がありました。
こうした意見から、ランキングの信頼性に対する懐疑的な見方が強まったようです。
一方で、東北大学や東京工業大学が上位に入ったことを喜ぶ声もあり、地方の大学が頑張っている点を評価する意見もありました。
ランキングが旧帝大と早慶の学術的プレゼンスの違いを浮き彫りにするという見方もあり、学歴主義に対する批判的な意見も見られました。
全体として、ランキングに対する賛否が分かれる中で、多様な意見が交わされた様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
この手のランキングをみるときは、そのまま鵜呑みにするのでなく、基準を見定めるべきだ。
イギリスのタイムズが評価したのではなく、ベネッセが評価してるだけだから。
新卒で入社した会社の新人研修で、ニックネームを自分で決めるよう言われたら、「ワセダ」とした人がいた。
東大に東大理Ⅲを超える超難易度学部が27年後期に誕生いたします。
東京科学大学などと言う、新設の三流私大のような名前はもうやめたらどうか?