フジテレビ「Mr.サンデー」で行われた変革アンケート結果に視聴者が反響。変われないとの声が78%に達し、厳しい現実が浮き彫りに。
番組にはノンフィクションライターや経済ジャーナリスト、東大准教授などの識者が集まり、フジテレビの過去と未来について議論を交わしました。
冒頭では、フジテレビの開局から66年の歴史を振り返り、「その信頼は足元から崩れている」とのナレーションが流れ、視聴者に衝撃を与えました。
討論の中で、視聴者を対象にした「フジテレビは変われると思いますか?」というアンケートが行われ、その結果は「変われる22%」「変われない78%」という厳しいものでした。
この結果を受けて経済ジャーナリストの後藤達也氏は、経営体制の改善が求められているものの、実効性を持って実現できるかは今後の課題であると述べました。
また、X(旧ツイッター)では、番組内でのアンケート実施に対する批判の声が上がりました。
「変われる変われないの議論ではなく、変わらなければならないという現実がある」といった意見や、アンケートの結果が低いのはこの番組の内容に起因しているとの指摘も見られました。
さらに、3月31日に発表された第三者委員会の調査報告書が元フジテレビアナウンサーに対する中居氏の性加害を認定したことも、視聴者の不信感を増幅させている要因となっています。
この日は番組の放送時間が通常の午後10時から前倒しされ、午後8時54分からのスタートとなり、視聴者の注目を集めました。
MCは宮根誠司が務め、進行は藤本万梨乃アナが担当しました。
番組の内容が視聴者にどのように受け止められるのか、今後の展開に注目です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe610f32f54cd6f446f314d134a79ef344fdc54e
フジテレビの「Mr.サンデー」で行われた変革アンケートに対する視聴者のコメントは、主に不満や疑問の声が多く寄せられました。
視聴者は、アンケートの実施が時期尚早であり、フジテレビが真剣に変わる意思を示していないと感じているようです。
具体的には、第三者委員会の調査結果が公表された直後に行われたこのアンケートは、フジテレビの反省の姿勢が薄いと捉えられ、視聴者を許そうとする世論を誘導しようとしているのではないかという懸念も表明されていました。
また、番組内での発言が、視聴者や被害者の立場を考慮していないとの指摘もありました。
視聴者は、フジテレビの社員や出演者がギャラを受け取っているため、厳しい意見を言えない状況にあることを指摘し、利益相反の問題を指摘するコメントも見受けられました。
さらに、視聴者は「変われるか?」という問い自体が不適切であり、フジテレビが自らの問題を他人事のように扱っていると感じているようです。
結果的に、視聴者の多くは、フジテレビが本当に変われるとは思えないという意見を持っており、具体的な行動がなければ信頼回復は難しいと考えているようです。